2013/01/24

[名馬]思い出のシルクロードS「シーキングザパール」

■短距離G1馬が上位独占

短距離G1「高松宮記念」に向けた前哨戦

去年の勝ち馬「ロードカナロア」は最優秀短距離馬になった

毎年短距離の一線級が集まるレース

なかでも豪華だったのが1998年の「シルクロードS」

1番人気「キョウエイマーチ」を筆頭にG1級がズラリ

レースを制したのは、この後フランスで日本調教馬として

初めて国外のG1競走を優勝した「シーキングザパール」

 1着 シーキングザパール NHKマイルC(1997)、モーリス・ド・ゲスト(1998)

 2着 マサラッキ     高松宮記念(1999)

 3着 シンコウフォレスト 高松宮記念(1998)

 4着 スギノハヤカゼ   スプリンターズS2着(1997)

 5着 エイシンバーリン  高松宮記念2着(1997)

「シーキングザパール」は3歳秋に喉頭蓋エントラップメントにかかり、

喉の手術を受け、このレースが長期休養明けの復帰初戦

それでこのメンバーに勝ったときは鳥肌が立ちました

[レース結果]

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2013/01/17

[名馬]思い出のAJCC「ネヴァブション」

■連覇!

冬場に行われる重賞でも数多くのG1馬が出走し、

格上に位置づけられる重賞レース

今年で54回目になりますが、連覇を達成した馬はわずかに2頭

そのうちの1頭が「ネヴァブション」です

2009年に2年ぶりとなる重賞勝ちを決めると、

翌年の2010年も逃げる「シャドウゲイト」と捕らえて二連覇達成

1983年の「アンバーシャダイ」以来となる2頭目の連覇達成!

鞍上の横山騎手も連覇でしたが、この日は横山騎手が5勝と大活躍した一日でした

[レース結果:2009]
[レース結果:2010]

20130117_1

2012年の「有馬記念」パドック

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2013/01/10

[名馬]思い出の京成杯「エイシンフラッシュ」

■後のダービー馬

私が競馬を始めた頃はクラシックを目指す馬は、

この時期は休養してトライアルからスタートするので、

「京成杯」とクラシックは直結しないと言われていましたが、

皐月賞での好走馬が出てきて傾向が変わり始め、

2010年の「京成杯」ではついにダービー馬が誕生しました!

「エリカ賞」を制して1番人気に支持された「エイシンフラッシュ」

逃げた「アドマイヤテンクウ」の直後につけると

直線で馬体を併せた2頭の叩き合い

わずかに前に出た「エイシンフラッシュ」が初重賞制覇!

このとき見せた瞬発力でダービーを勝ち取るんですよね~

[レース結果]

20130110_1

京成杯のパドックでの「エイシンフラッシュ」

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2012/12/27

[名馬]思い出の東京大賞典「カネヒキリ」

■ドリームマッチ!

今年の「東京大賞典」は中央、地方ともに砂のグランプリに相応しい

ビッグネームが揃いましたが、2008年の「東京大賞典」も

中央、地方のダート界のトップホースが揃ったレースでした

中央からは後のダートチャンピオンが勢ぞろい

 ヴァーミリアン、サクセスブロッケン、ブルーコンコルド、カネヒキリ

地方からも南関東を代表する2頭「フリオーソ」、「ボンネビルレコード」が参戦

いま思えば、後のダートG1ホースが揃ったドリームマッチ

このレースを制したのは直線で砂王に君臨する「ヴァーミリアン」との

マッチレースを制した2番人気「カネヒキリ」

見事、砂王に返り咲きました!

[レース結果]

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2009年「川崎記念」のパドック

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2012/12/20

[名馬]思い出の有馬記念「マツリダゴッホ」

■中山巧者

今年の主役だった凱旋門賞2着の三冠馬「オルフェーヴル」

JCを制した三冠牝馬「ジェンティルドンナ」が揃って回避

一転して混戦ムードになった今年の「有馬記念」

有力馬たちにはそれぞれチャンスがありますが、

こんなときに重視したいのがトリッキーな中山競馬場との相性

それが結果に直結したのが2007年の「有馬記念」

1番人気は天皇賞を制したダービー馬「メイショウサムソン」

2番人気は前年の2着馬「ポップロック」、3番人気にファン投票1位「ウオッカ」

それぞれ魅力的な馬達でしたが、このレースを制したのは9番人気「マツリダゴッホ」

4コーナーで先頭に立つと、直線ではさらに後続との差を広げて先頭でゴールイン!

前走の天皇賞15着で人気を落としていましたが、

この年の「AJCC」、「オールカマー」と中山重賞を2勝

中山巧者、恐るべし

[レース結果]

20121220_1

2009年、有馬記念のパドック

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2012/12/13

[名馬]思い出の朝日杯FS「エイシンチャンプ」

■経験の勝利!

今年の朝日杯は無敗馬に注目が集まりますが、

それでもまだ経験の少ない2歳馬

はじめてのコースや展開で戸惑うことがあるかもしれません

経験は大事だなと思わされたのが2002年の「朝日杯FS」

1番人気は2戦2勝の札幌王者「サクラプレジデント」

2番人気は3戦3勝でもみじSを制した「ワンダフルデイズ」

無敗で好成績を残してきた2頭に人気が集まりましたが、

勝ったのは、このレースが9戦目の8番人気「エイシンチャンプ」

勝ち上がるのに3戦を要し、その後も勝ちきれないレースが続きましたが、

掲示板をハズさない走りで、様々なレースを経験すると

前走の京都2歳Sで「ザッツザプレンティ」を破り、

そしてついには2歳牡馬の頂点に立ちました!

経験してるって強いですね

[レース結果]

20121213_1

いまは千葉の乗馬センターにいます♪

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2012/12/06

[名馬]思い出の阪神JF「トールポピー」

■1勝馬でも

出走回数が少ない2歳重賞は予想が難しい

直接対決があれば比較ができるけど、なければ重賞の勝ち馬など

2勝以上している馬にどうしても目がいってしまう

2007年の「阪神JF」のときも

人気を集めたのは「ファンタジーS」を制した「オディール」

私の予想も2戦2勝の「ラルケット」に期待しましたが、

勝ったのは1勝馬だった「トールポピー」

兄が「フサイチホウオー」という良血馬ですが、

ポイントは前年の勝ち馬「ウオッカ」と同じ「黄菊賞」2着からの挑戦

牡馬相手に好走してきた馬は強いですね~

[レース結果]

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2009年「ターコイズS」のパドック

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2012/11/29

[名馬]思い出のJCダート「タイムパラドックス」

■同厩舎対決を制す!

今年の登録馬を見ていると同じ厩舎からの多頭数出しがたくさん

有力馬を抱える厩舎としたら、どっちにも勝って欲しいのでしょうね

2004年の「JCダート」も同じ松田博厩舎の対決!

直線で外から差しきりを狙う1番人気「アドマイヤドン」に対して

内からスルスルと「タイムパラドックス」が抜け出して勝利!

この年に初めて重賞を制した一年先輩の「タイムパラドックス」

6歳という遅咲きでしたが、8歳でJBCを制するまで長い間活躍しましたね

[レース結果]

20121129_1

2012年北海道旅行であったときの「タイムパラドックス」

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2012/11/22

[名馬]思い出のジャパンカップ「ファルブラヴ」

■外国馬ワンツー

最近の「ジャパンカップ」は日本馬優勢のレースが続いていますが、

外国馬の強さを見せられたのが2002年のレース

この年は東京競馬場改修のため中山2200mで実施

16頭中7頭の外国馬がいましたが、上位人気は日本馬

天皇賞を制した3歳「シンボリクリスエス」、同2着「ナリタトップロード」

前年のジャパンカップの勝ち馬「ジャングルポケット」が3強を形成し、

外国馬は出番がないと思われましたが、、、

このレースを制したのは人気薄の外国馬2頭

9番人気「ファルブラヴ」と11番人気「サラファン」の激しい叩き合い

デットーリ騎手の好騎乗もあり、ハナ差で「ファルブラヴ」が勝利!

日本馬は「シンボリクリスエス」の3着が精一杯、馬連256倍の波乱になりました

[レース結果]

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2012/11/15

[名馬]思い出のマイルCS「ブルーメンブラット」

■牝馬の切れ

最近は「ウオッカ」「ブエナビスタ」などの活躍であまり言われませんが、

一般的には古馬になると、中長距離路線では牡馬が有利

逆にマイル以下になると牡馬と牝馬の差が少なくなり

むしろ牝馬の切れる差しで決まるケースが多々あります

2008年の「マイルCS」が牝馬の切れで決まったレース

1番人気はG1制覇を目指す、去年の2着馬「スーパーホーネット」

前走の「毎日王冠」で「ウオッカ」を破ったことでますます人気!

レースでも人気に応えるように、直線で外に出すと、前の馬を交わして先頭へ

ところがここで内から一気に差してきたのが牝馬「ブルーメンブラット」

あっという間に先頭に立つとそのままゴールイン!

一瞬の差しは牝馬の強み、「スーパーホーネット」はまた2着に敗れました(>_<)

[レース結果]

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