[名馬]思い出のフェブラリーＳ「サクセスブロッケン」

■壮絶な叩き合いを制して世代交代！

現在のダート界を牽引するのは「トランセンド」を筆頭とした６歳世代

「フェブラリーＳ」でも６歳世代が人気を集めそうですが、

若い世代も虎視眈々と世代交代を狙っています

これまでに「フェブラリーＳ」でも世代交代が行われてきましたが、

世代交代といえば２００９年の「フェブラリーＳ」でしょう～

人気を集めたのは「カネヒキリ」と「ヴァーミリアン」の７歳馬２頭

ダート界のＧ１で常に主役として君臨し続けた両巨頭

この７歳世代の大きな壁を越えたいのが、古馬になったばかりの４歳勢

レースを早いペースで引っ張る４歳馬「エスポワールシチー」

直線でも粘りに粘りますが、その「エスポワールシチー」を交わして、

先頭に立ったのも４歳馬「カジノドライヴ」！

それでも若い世代には負けられないと内から鋭く伸びる「カネヒキリ」！

先頭を譲らない「カジノドライヴ」、迫る「カネヒキリ」

さらに、そこへ外からまとめて襲い掛かってくる４歳馬「サクセスブロッケン」！！

若い４歳２頭と７歳の王者、激しい３頭の凄まじい叩き合いの行方は、

「サクセスブロッケン」の鞍上ウチパクのガッツポーズで勝負あり

４歳馬によるワンツーでレコード決着、長い間ダート界に君臨した７歳馬との世代交代の瞬間でした

⇒[レース結果]

２００９年「フェブラリーＳ」のパドック

■ダービーにも挑戦

「サクセスブロッケン」で驚いたのは４戦４勝で挑んだ「日本ダービー」

初芝で、初重賞挑戦にも関わらず、３番人気に支持されました（結果は１８着）

いまは東京競馬場で誘導馬となりましたが、

同期の「スマートファルコン」がいまもなおダート王者として君臨！

まだまだ世代交代は許さない！？

⇒[競争成績]